- 姿勢が悪いのですが、いくら言ってもなおりません。どうしたらいいでしょう?
具体的なことを実感することが必要
このお問い合わせは、とても多い内容です。
また、「姿勢第一」の当クラブにおいて
最も重視している事です。
まずはじめに。
お子さんに限らず
人が自分の何かを変える、という行為は
実はとても難しく、困難なことだということを
理解しなければなりません。
わかりやすいところで言うと
「ダイエット」や「禁煙」、「禁酒」です。
これらは人の欲の部分を制限したり
やめたりしなければならない事なので
特殊なのですが、「変える題材」というものは
そもそも「欲」が原因であることが
ほとんどです。
ダイエット、禁煙、禁酒というのは
なかなか成功しないですよね?
その中で成功した人は
病気になって命の危険を実感したり
それが原因で生活に大きな支障をきたした人
が多いです。
そこまでならないと
人というものは、自分の何かを変えることは
できないということです。
お子さんの姿勢に対する意識も同じで
欲の部分は「楽」です。
今している姿勢が楽なのに
変えなければならない意味が
実感できないのです。
具体的に
今の姿勢がだめな理由
今の姿勢を続けることのリスクを伝え
何をどうしたら良いのかを
きちんと説明することが大切です。
まだまだ言葉の少ない幼児であっても同じ。
伝える内容は、わかりやすく具体的であれば
実感につながります。
また、姿勢という事で言えば
背骨が曲がってしまったら…という画像を
見せたり
実際に曲がった姿勢で立ったり歩いたり
してみるといいですね。
「具体的なことを実感する」というのは
物事を知る、理解するという点において
とてもとても重要なことなのです。
きれいに立ち、歩き、走る
そこから始めるキッズスポーツスクール
幼児、児童期に本当に必要な身体能力を
楽しく身につけることができます!
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